城端曳山祭 2007/5/5 
約三百年の伝統を誇る国重要無形民俗文化財「城端曳山祭」の本祭は五日、南砺市城端地域の中心部で
行われた。城端塗の粋を尽くした六カ町の曳山は、粋な庵(いおり)唄を響かせる庵屋台とともに各町内を練り歩き、
江戸時代の絢爛(けんらん)絵巻を再現した。

 曳山は高さ約六メートル、重さ約七トンで、当番町の東上町の「鶴舞山」を先頭に、城端別院善徳寺前から巡行
した。京都祇園の一カ茶屋や江戸吉原の料亭を模した精巧な庵屋台は、それぞれの曳山を先導し、六カ町の若連中
が笛や三味線の音色に合わせて情緒豊かな庵唄を披露した。

 
     
 善徳寺前に整列した六台の曳山 「庵唄所望」と書かれた家では
曳山と庵屋台を停めて庵唄が披露
されます。 
東上町の庵唄を聴く時はここから↓ 
        金泊や多彩な城端塗の粋をつくした、
絢爛豪華な屋台・曳山の装飾品 
       
     
西上山曳山の御神像
恵比寿 
 西上山曳山の御神像
関羽・周倉 
出丸町曳山御神像
布袋 
     
山を曳くとギュギュと音が出る
ことから「牛山」とも呼ばれている 
小路を行く曳山   霞の懸かった五箇山
     
祭幕と提灯   秋にはむぎや祭りの会場と
なる善徳寺
 南町獅子方
     
 明和会獅子方  東上町曳山のからくり人形  You Tube